2019年9月12日に桂川中学校にて、全ての運動部活動の顧問・キャプテン・副キャプテンを対象に、パフォーマンスアップおよび傷害・外傷予防のための方法をお伝えしました。
昨年度、野球部を対象に、「選手・チーム主体型のコンディショニングモデル」を日々の練習や自主トレーニングに導入していただき、一定の成果がありました。
今回はこのモデルを、学校全体で取り組んでいただこうというものです。
具体的には、選手は自分の体の状態をセルフチェックシートに基づいて点数化し、自分の弱点を修正するエクササイズを実践します。このセルフチェックシートを選手に毎月提出してもらうことで、自分の体の状態についての意識を高め、パフォーマンスアップやけが予防につなげようというものです。(詳細は2018/8/7の記事をご参照ください)
中学校運動部活動の現場では、障害・外傷予防等の専門的な介入が求められていますが、人材・情報・経費等の制約により,十分なコンディショニングサポートがされていないのが実情です。
今回のモデルはこのような制約に対応しており、このような取り組みが1つの部活動にとどまらず中学校全体で実施できれば、他の学校や地域でも導入できる非常に実践的な現場主体型のモデルになると考えております。
当院ではこのような内容についても講習会を実施しております。ご興味のある方がお気軽にお問い合わせください。
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